転職で年収が下がる?

転職で年収が下がる?「やってよかった」にする方法

お仕事選びの基準のひとつ、年収。

どうせなら、今よりよい条件で働きたいですよね。

しかし、転職によって年収が下がってしまうケースも少なくありません。

今回は、そんな時に気をつけたいことや、年収が下がっても後悔しないために考えておきたいことを解説します。

 

転職で年収が下がる?

転職で年収が下がる?

転職後のお給料の変化について、今回は厚生労働省の雇用動向調査(2019年)※1を参考にしてみましょう。

こちらの調査によると、転職者のうち前職より年収が「減少」したのは35.9%

一方、「増加」は34.2%、「変わらなかった」は27.9%と、それぞれの割合にそれほど大きな差はありません。

しかし、見方を変えれば60%以上が転職によって年収を上げることができなかったとも言えます。

※1 厚生労働省「2019年(令和元年)雇用動向調査結果の概要」内「転職入職者の賃金変動状況」参照

年収アップ目当ての転職は危険

転職理由として、お給料の安さを挙げる方も多いでしょう。

しかし、先程ご紹介したように、年収アップを軸とした転職活動は大変危険です。

希望の年収を高く見積もると、転職先の候補が少なくなってしまいます。

そのなかから無理に選んでしまうことで、「年収は高いけどきつい仕事」を引き当ててしまうかもしれません。

「年収さえ高ければよい」のでなければ、続けていくのは難しいでしょう。

転職活動を成功させるカギは、視野をひろく持つことです。

「転職したら年収は下がるもの」とまで思う必要はありませんが、過度な期待は捨てておいた方がスムーズかもしれません。

お給料を目的とした転職の危険性については、こちらの記事にもまとめています。

「給料が安い」で仕事を辞める前の3点チェック

年収が下がる理由とは

転職で年収が下がる理由

年収が下がってしまう理由は様々ですが、代表的なものをいくつかご紹介します。

企業規模の違い

転職後の年収は、企業側の状況にも大きく左右されます。

例えば、前職よりも小規模な企業であれば、お給料のベースがそもそも違うということもあるでしょう。

特に前職でいわゆる大企業に勤めていた場合は、この状況に陥りやすいものです。

賞与・残業代などの違い

さらに、お給料のプラスアルファ部分も、年収が下がる要因になりやすいところです。

一番大きいのは賞与でしょうか。

賞与制度の違いによって、月々のお給料は変わらなくても年収が大きく下がってしまうこともあります。

「賞与がある=年収が高い」というわけではありませんが、こういった待遇面にも注意が必要です。

また、残業時間が長すぎるなど勤務時間を改善するための転職の場合、必然的にお給料が下がることになりますよね。

そういった環境の変化によって結果的に年収が下がるということも多いでしょう。

未経験のお仕事への転職

転職の際の年収設定は、働きに対する期待値とも言われます。

転職で年収が上がる方の多くは、すぐにでも結果を出せる方、つまり経験者であり即戦力になれる方です。

裏を返せば、未経験のお仕事への転職は年収が下がりやすいということになります。

 

▼どうして「転職=給与アップ」じゃないの?

「しごと計画学校」パートナーによる解説はこちら♪

転職すると給料は上がるのか?【広島校山下】

しごと計画学校サイトへ誘導

転職を決断する前に

転職前のチェックポイント

生きていくうえで、お金はとても大切なものです。

いざ転職という時になって、年収が下がるのが気になってくることもあります。

ここからは、年収が下がる転職でも後悔しないためのチェックポイントを見てみましょう。

年収ダウンはどこまでOK?

特に未経験のお仕事への転職の場合は、これまでの経歴とは関係なく年収が下がってしまうことがあります。

ある程度は仕方ない部分もありますが、「どこまでなら下がっても大丈夫か」というボーダーラインを決めておくことが大切です。

まずは、これまで通りの生活を維持するためにどの程度の収入が必要かを把握しておきましょう。

家族がいる場合は、子どもの教育費など近々大きなお金が動く予定はないか、長期的に考えておいた方がよいかもしれません。

現時点での貯蓄とも照らし合わせながら、転職するタイミングを検討しましょう。

提示されるままの年収を受け入れていては、日々の生活がままならなくなってしまいます。

評価制度は?

転職を決める前に、その企業の人材評価制度を確認しておきましょう。

細かな部分については、募集要項には記載されていないこともあります。

具体的にどのような成果を出せば昇給できるのか、昇給ペースはどの程度かについても質問しておくのがおすすめです。

転職直後は年収が下がることも多いですが、評価制度によってはそこからどんどん上げていくこともできるかもしれません。

事前に年収をアップする方法がわかっていれば、働くモチベーションにもなりますよね。

それでもやりたいこと?

年収が下がると、家計に影響があるのはもちろん、精神的にもつらいものがあります。

転職がもたらすプラスの部分を、「年収が下がった」というマイナスの部分が上回ってしまうかもしれません。

そうならないために、「年収が下がってでもやりたいこと」かどうかしっかり吟味しておくことが肝心です。

新しいことにチャレンジするための転職は、年収が下がってしまうことが多いもの。

後悔しないためにも、自分自身のやりたいことと向き合いましょう。

 

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「しごと計画学校」でも、収入とやりたいことを天秤にかけるシーンは多々あります。

Aさんの挑戦も、年収ダウンが確実。Aさんの転職にとって大切なものとは…?

【異業種・異職種への転職】収入UPと自分の適性どちらが大切!?

 

焦ってない?

転職活動がうまく進まないと、段々「どこでもいいからはやく仕事を始めたい」という気持ちになってしまいます。

焦っていると、想定より年収が下がる条件でもOKしてしまいがちです。

そうした場合は大抵、働き始めてすぐに「焦らなきゃよかった」という後悔を生んでしまいます。

転職活動が長引けば長引くほど、ひとつの内定が輝いて見えるものですが、決めてしまう前に一度冷静になってください。

「やってよかった」転職にするために

やってよかった転職

未経験のお仕事に挑戦したい時。

生活の変化に伴って勤務時間を見直したい時。

年収が下がってしまうと、二の足を踏んでしまいますよね。

今回ご紹介したように、はじめから高い年収で転職すること自体が難しいケースも少なくありません。

ポイントは、今見えている年収よりも先を見ることです。

それでも転職したい理由や、今後の年収アップも含めた将来性がきちんと見えていれば、年収を理由に後悔することは防げるでしょう。

とはいえ、収入によって日々の生活が左右されてしまうのも事実です。

今、その転職を決断すべきかどうか、まずは自分の気持ちとこれからの生活をしっかり見直すことから始めましょう。

 

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