正社員登用制度とは

正社員になりたい主婦必見!正社員登用制度とは?

パート、派遣、正社員。

雇用形態によって、勤務時間やお給料は異なります。

これまでパートで働いてきたけれど、これからは正社員として働きたい。

ゆくゆくは正社員になりたいけれど、ブランクがあってちょっと不安。

そんな主婦さんの助けになってくれるのが、正社員登用制度です。

 

正社員登用制度とは

正社員登用制度とは

正社員登用制度とは、アルバイト・パートなどの非正規雇用から正規雇用へ、つまり正社員になることができる制度のことです。

この制度はすべての企業にあるわけではなく、また正社員登用の条件・方法も企業ごとに異なります。

要チェック!正社員登用実績

厚生労働省による労働経済動向調査(2021年2月)によると、正社員登用制度がある企業は77%

ここで注意しておきたいのが、正社員登用制度がきちんと機能しているかどうかです。

同調査によると、正社員登用制度があっても、過去1年間で正社員登用実績がない企業が36%。

制度があり、実績もある企業が41%であることを踏まえると、制度はあっても実績がない企業が少なくないことがわかります。

制度があるだけで安心せず、面接の場で登用実績を聞いてみましょう。

数年の間に登用実績があれば、正社員になろうと思った時にスムーズに話が進むことが期待できます。

パートから正社員になるには

パートから正社員になるには

パートから正社員になるためには、正社員登用の対象にならなければなりません。

入社の段階で「数ヶ月後には正社員登用」と決まっていることもあれば、厳しい条件が設定されていることもあります。

今自分がいる企業、またこれから転職しようとする企業はどうなのか、以下のような観点でチェックしてみましょう。

正社員候補の選び方

まずは、正社員候補の選び方です。

従業員自らの立候補、もしくは上司による推薦という形が一般的でしょう。

企業全体に正社員募集をかけることもあれば、勤続年数や実績に応じて個別に声かけがあることもあります。

普段からそれとなく今後の働き方の希望を話しておくと、推薦されやすくなるかもしれません。

選考方法

そこから正社員になるための選考方法として、一般的なのは上司との面談です。

意思確認のみでOKなところもあれば、書類選考や面接のようなプロセスを踏むところもあります。

提出を求められる書類は、正社員を志願した理由や、正社員になってどんな仕事がしたいか、といった志望動機や自己PRを記入させるものが多いでしょう。

形式としては、通常の転職面接と似ていますね。

面接官となるのは日頃一緒に働いている直属の上司が多いですが、大きな企業の場合は本社から役員が来ることもあります。

正社員登用試験があることも

選考の過程で、試験があることもあります。

【正社員登用試験例】

  • 企業の独自テスト(業務内容についての問題、時事問題など)
  • 適性検査(SPIなど)
  • 小論文、作文
  • キャリアプラン作成

適性検査ひとつをとっても、様々な種類があり、対策方法も異なります。

どのような準備をすればよいのか、具体的に聞いておきましょう。

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派遣社員から正社員になれる?

それでは、派遣社員の場合はどうなのでしょう。

パートであればその企業に直接雇用されているので正社員になるのもスムーズですが、派遣社員はそうではありませんよね。

「派遣として働いていたら、正社員にならないかと打診された!」という場合は、まず派遣元に確認をとってください。

基本的には、派遣としての契約が満了してから派遣先企業との直接雇用の手続きをするようになります。

頑張り次第で派遣社員から正社員になることは可能ですが、手続きに段階があることを頭に入れておきましょう。

 

▼雇用形態による働き方の違いをもっと知りたい!

正社員登用制度利用のメリット

正社員登用制度のメリット

まずはパートとして入社して、その後正社員登用制度を利用して正社員になる、という動きには、大きく2つのメリットがあります。

1つ目は、正社員として働く前に企業を知ることが出来る点です。

パートと正社員で担当業務や勤務時間が大きく違う場合も、周りにいる正社員の動きを見ていれば大体の流れを察することができますよね。

その企業で正社員として働く自分を具体的にイメージすることができるので、就職後のミスマッチも起こりにくくなるでしょう。

 

2つ目は、パートとしての実績をもとに選考してもらえる点です。

通常の採用面接では、履歴書・職務経歴書をもとに能力を想像してもらうしかありませんが、実際にパートとして働いているなら日頃の働きぶりを見てもらうことができますよね。

大抵の企業では、パートよりも正社員の採用基準を高くしているものです。

資格や経験の有無によって正社員としては不採用でも、パートならOKというところもあります。

そういった場合はまずパートとして勤務をはじめ、実績を積んでから正社員に挑戦するという動きをとることができるのです。

正社員登用制度の活用法

正社員登用制度とは何か、またそのメリットについて解説してきました。

ここからは、正社員になりたい主婦さんのこれからの働き方について考えてみましょう。

ケース1、今いる企業で正社員になる

現在パートとして働いていて、「子どもも成長して時間に余裕が出てきたから正社員として働きたいな」と思った場合。

今いる企業で正社員になることができれば、転職活動は不要ですし、離職期間を作らずに済みます。

それに、一緒に働くメンバーや職場環境が大きく変わらないのも精神的には楽ですよね。

正社員になりたいと思ったら、まずは上司に相談してみましょう。

ケース2、正社員登用制度のある企業に転職・再就職する

  • 長期的なブランクがある
  • 未経験職種・専門職に挑戦してみたいけど不安

特に、上に挙げたような方は、正社員登用制度のある企業に転職・再就職するという選択肢を持っておくとよいでしょう。

長らく「働く現場」から遠ざかっていたり、できるか不安なお仕事に挑戦したい時、まずパートとしてその場に慣れる時間を作ることも大切です。

ただし、本当にそのまま正社員になれるのかしっかり確認しておかないと、いつまでも理想の働き方を実現できません。

正社員登用制度の有無だけでなく、登用実績も事前に確認しておきましょう。

ケース3、正社員として転職・再就職する

  • 今すぐに正社員になりたい
  • 金銭的な安定を得たい

正社員登用制度があっても、「正社員になりたい!」と思ったタイミングで必ずなれるというものではありません。

上に挙げたように緊急性がある場合は、はじめから正社員として転職した方がよいでしょう。

「ぜひ正社員に!」と思われる特徴

握手

パートから正社員になるには、「ぜひ正社員として雇いたい!」と思ってもらう必要があります。

正社員登用されやすい人には、このような特徴が挙げられます。

仕事ができる、実績がある

正社員になると、これまでよりも企業の利益に貢献することが求められます。

そのためには、働きによる実績でアピールするのが一番効果的です。

売り上げなど目に見える数値がある場合はその向上を目指してみましょう。

事務など成果を数値化するのが難しいお仕事の場合は、アピール方法を工夫する必要があります。

勤務態度や効率アップの提案など、日々の業務改善に積極的に取り組みましょう。

仕事・企業に対する思いが強い

正社員での雇用は、基本的には長く働いてもらうことを前提としています。

したがって、ある程度仕事や企業に対して熱い思いを持っている人の方が採用されやすくなるものです。

わざとらしくする必要はありませんが、ただ目の前の業務をこなすだけではない姿勢を見せておくとよいでしょう。

他の正社員メンバーとの相性がよい

組織にとっては、良好な人間関係も重要な要素です。

そのため、一緒に働くメンバーとの相性も条件のひとつとしてカウントされています。

コミュニケーション能力が高い

正社員に求める「コミュニケーション能力の高さ」は、おしゃべりな人という意味ではありません。

なにか困りごとがあった時にすぐ相談できるか、トラブルを隠さず報告できるか。

こうした報連相(報告・連絡・相談)に代表される、業務を円滑に進めるためのコミュニケーションがとれるかどうかを見られています。

いま一度、同僚や上司とのやりとりを見直してみましょう。

正社員登用制度で理想の働き方を目指そう

正社員登用制度で理想の働き方へ

正社員登用制度は、パートからステップを踏んで正社員になることができる制度です。

この制度があれば、正社員として働きたいと思った時、転職の他に「今の企業で正社員になる」「まずはパートとして働きながら正社員を目指す」という選択肢を持つことができます。

再就職を検討している方も、これからの働き方に悩んでいる方も、この正社員登用制度を頭の片隅に入れておきましょう。

 

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【出典】2021年8月5日閲覧

厚生労働省「労働経済動向調査(令和3年2月)の概況