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退職理由は本音でOK?4つの言い換え例文付き!

転職の際に困るのが、履歴書や面接で必ず聞かれる転職理由。

特に、前職の退職理由には悩んでしまう方が多いのではないでしょうか。

給料や残業、人間関係など、退職の本音をそのまま伝えてもいいの?

今回は、みんなの退職の本音と4つの言い換え例文をご紹介します。

 

退職理由、みんなの本音

みんなの退職理由

まずは、みんながどのような理由で離職しているのかみてみましょう。

厚生労働省の調査の結果をみると、女性の離職理由は「自己都合」での退職が78.9%と全体の4分の3以上を占めていることがわかりました。

「自己都合」での退職理由を細かくみてみると、以下の通りでした。

 

  • 労働条件(賃金以外)がよくなかったから…28.1%
  • 人間関係がうまくいかなかったから…25.4%
  • 満足のいく仕事内容でなかったから…22.8%
  • 賃金が低かったから…21.8%

このように、日々の不満が退職につながってしまうケースが多いようですね。

しかし、これらはすべて、そのまま退職理由として利用することはできません。

避けた方がよい理由と、履歴書や面接で使える言い換えについて、ひとつずつ考えてみましょう。

女性の退職理由と言い換え例文集

離職理由、残業

退職理由1、労働条件

「残業が多い」「休みがとれない」など、労働条件がよくないことが退職の原因になるケースが最も多いようです。

労働条件は会社が決めるもので、自分の力ではどうにもできないことばかり。

なかには、劣悪な環境下での労働を強いる「ブラック企業」も少なくありません。

「私のせいじゃない!」と言いたい気持ちはわかりますが、労働条件を退職理由の中心にしてしまうのは危険です。

◆どうしてだめなの?

  • 転職先企業にも、同じような労働条件があるかも!
  • 「労働条件がよくない」の基準は人それぞれ
  • 「自分の都合ばかり押し付ける人」という印象を持たれる
  • 「思い通りにならないとすぐ辞めてしまうのでは」と思われる

あなたにとっては退職を決意するほどの労働条件だったとしても、採用担当者に「それはひどい」と思ってもらえるとは限りません。

それだけでなく、強く押し出しすぎると自分のことしか考えていないように映ってしまいます。

「この会社でも労働条件に文句ばかり言うのではないか」「気に入らないとすぐ辞めてしまうのではないか」と思われてしまわないよう、伝え方には工夫が必要です。

退職理由例文

「前職では、週○○時間以上の残業があり、勉強をする時間もありませんでした。限られた時間で効率よく仕事を進めて、スキルアップに向けた勉強時間も確保できるような、メリハリのある働き方がしたいと思い、転職を決意しました」

◆ポイント

ここでのポイントは、具体的な数字を出すことです。

「残業が多かった」と、「残業が週○○時間以上だった」では受ける印象が大きく違います。

「多い」「大変」など、正確に伝わりにくい表現は避け、具体的な数字やエピソードなどを交えるのがよいでしょう。

例文があっても自分の場合なんて書けばいいかわからい💦という方は
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退職理由2、人間関係

どんなにやりがいのある仕事でも、人間関係がうまくいっていないとやりづらいですよね。

前回(2015年)の調査では18.8%で退職理由としては第4位でしたが、最新の調査(2020年)では第2位に浮上しています。

「職場の人とうまくいかないから辞めちゃえ!」と思う前に、まずは本当に辞めるしか方法はないのか考えてみましょう。

以下の記事に注意点をまとめているので、参考にしてみてください。

「人間関係を理由に仕事辞める」注意したいポイント

人間関係は仕事を続ける上でとても大切な要素ですが、これだけを武器に退職理由を作るのは避けましょう。

◆どうしてだめなの?

  • 環境への適応力がないと思われる
  • わがままな印象を持たれる
  • 協調性がない、また円滑な人間関係を築くのに問題があると思われる

会社のなかで仕事をする以上、人と関わることは避けられません。

人間関係の悩みは、「上司とうまくいかなくて…」「同僚となじめなくて…」などの性格・価値観の不一致から、セクハラ、パワハラなどの許しがたいものまで様々です。

しかし、いくらあなたに非がなくても、「職場の人間関係がうまくいかなくて退職しました」という理由でよい印象は与えられません。

人間関係の悩みを全面に押し出すのではなく、こちらも話題の転換をするのが鉄則です。

退職理由例文

「前職では、売り上げを競うような場面が多く、切磋琢磨するよい機会にはなりましたが、仲間同士で協力する雰囲気はありませんでした。売り上げを独占するのではなく、持っている知識や経験を共有しながら仕事をすることでよりよい成果につなげられる環境で働きたいと思い、入社を希望しました」

◆ポイント

たとえ自分に非のないパワハラが原因だとしても、その真意が正しく伝わる保証はありません。

人間関係がうまくいかない!と主張することは、「嫌なことを人のせいにする」という印象を持たれてしまう原因になります。

人間関係を退職理由の中心にするとしても、わがままな言い方になっていないかよく確認するようにしましょう。

「人間関係が嫌だった!」と言うのではなく、「こういう風に働きたい」という前向きな希望に転換しましょう。

退職理由3、仕事内容

転職理由、仕事内容

「満足のいく仕事内容でなかった」というのが、退職理由の第3位。

「雑用ばかりでつまらない」「激務」など、仕事内容に関する不満もたくさんあると思いますが、伝え方には気をつけなくてはいけません。

◆どうしてだめなの?

  • わがままだと思われる
  • 理想と実力が伴っていないと判断される
  • 「長続きしない人」という印象を持たれる

自分がやりたいことと完全に一致した仕事ができる確率は、それほど高くありません。

入ってみたら思っていた仕事と違ったということもあるでしょう。

それでも、「あれが嫌」「これが嫌」と文句ばかりを並べてしまっては、わがままな印象を持たれてしまいます。

まずは、今まで携わってきた仕事を振り返って、「満足だった・やりがいを感じた仕事」「嫌だった・つらかった仕事」をそれぞれ書き出してみましょう。

書き出したら、それぞれ具体的な仕事内容やその時の気持ちを思い出してみてください。

仕事内容を退職理由として話す時も、具体的なエピソードを交えて説得力を持たせることを意識しましょう。

退職理由例文

「前職では、ショッピングモールでレジや商品出しなどを担当していました。やりがいはありましたが、お客様の回転がはやく、ひとりひとりに丁寧な接客ができないことに心苦しさを感じていました。そのため、担当としてお客様に寄り添い、最適な商品を一緒に考えられる御社への転職を決めました」

◆ポイント

  • 不満を感じた仕事
  • 不満を感じた理由
  • どうすれば満足か

上に挙げたポイントにあてはまる具体的なエピソードをつなげてみましょう。

不満を並べて終わってしまうのではなく、「これからどうしたいのか」という前向きな気持ちを伝えることが大切です。

そうすれば、退職理由に納得してもらえるだけでなく、「この仕事がしたい!」という気持ちにも説得力が生まれますよ。

退職理由4、給料

退職理由、給料

給料に対する不満は誰しも抱えてしまうもの。

言うまでもないことですが、「給料が安かったのでやめました」などとは言ってはいけません。

給料と転職についてまとめた記事も参考に、まずは本当に給料を理由に退職してもよいのか考えてみましょう。

「給料が安い」で仕事を辞める前の3点チェック

◆どうしてだめなの?

  • 「給料が高ければうちの会社じゃなくてもよいのでは」と思われる
  • 仕事に対する誠意を疑われる
  • やる気がなさそうに見える

履歴書や面接の場で一番大切なのは、「なぜその会社に入りたいのか」を伝えることです。

「給料が安かったので退職しました」という理由では、「給料さえ高ければどこでもよい」という風に聞こえてしまいます。

給料は働く理由として大切な要素ですが、それだけを伝えてしまうのはやめましょう。

退職理由例文

「前職での仕事は、データ入力作業や書類整理など、毎日変わらない仕事の繰り返しでした。業務効率化のためのフローの提案などを行い、環境改善に成功するなどやりがいもありましたが、もっと様々なことに挑戦してみたいと思い、転職を決意しました」

◆ポイント

給料が理由の退職なら、まずはしっかり分析することから始めます。

この例の場合、「給料が安い」という不満の裏に「やってもやっても評価されないのがつらい!」という更なる不満があったようです。

その不満を更に掘り下げて「もっとたくさんのことに挑戦してみたい」という言葉に変換することで、前向きな印象を持たせることができます。

このように、給料への不満を転職理由にするには話題の転換が必要です。

給料が安かったことをそのまま伝えようとするのではなく、不満の出どころをよく考えることがうまく伝える秘訣です。

退職理由を工夫しよう

退職理由の言い換え

代表的な退職の本音から、伝え方を考えてきました。

履歴書や面接で退職理由を説明する際には、以下のことに気をつけるようにしましょう。

 

  • 前職の愚痴・文句を言わない
  • 前向きな意見を伝える
  • 人や環境のせいにしない

まずは自分の気持ちと向き合って、本当の退職理由を見つけましょう。

前職で感じた不満をそのまま言葉にするのではなく、「どうしてそう思ったのか」「これからどうしたいのか」というところまで

考え、伝え方を工夫することが大切です。

▼退職理由、どう伝える?

面接で絶対に聞かれる退職理由。準備はできていますか?

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【出典】(2021年12月追記:下記調査結果公開につき、記事内データを変更しました
※ 厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況

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