「資格がないと転職できない」、「転職するなら資格なしだと不利」って思っていませんか?
実はそんなことは全くありません!資格なしでも、あなたのこれまでの経歴が十分武器になるんです!
企業が求職者にどんなことを求めているのか、どんなことがアピールポイントになるのか、詳しく解説します。
転職に資格は本当に必要?
企業が転職者に求めるもの
転職者を募集している企業の多くでは、案外資格は重視されていません。それが分かるのが次のランキング。
転職者を採用した企業へ行った、職種ごとの採用した理由についてのアンケート結果です※1。
<管理的な仕事、専門的・技術的な仕事>
- 経験を活かし即戦力になるから
- 専門知識・能力があるから
- 離職者の補充のため
<販売の仕事>
- 経験を活かし即戦力になるから
- 離職者の補充のため
- 職場への適応力があるから
<事務的な仕事、サービスの仕事、その他の仕事>
- 離職者の補充のため
- 経験を活かし即戦力になるから
- 職場への適応力があるから
この結果を見ると分かるように、企業が求めているのは、これまでの経験を活かし即戦力となる人材や、離職者の穴埋めができる人材。
職種によっては専門知識・能力ももちろん必要としていますが、それよりも即戦力としてしっかり働いてくれることを重視していることが伺えます。
また、職場への適応力も重視されているようです。新しい職場で円滑に働ける人間関係を築く必要があるので、コミュニケーション能力などが求められているのですね。
企業は転職者の何を評価する?
さらに、企業が資格以外の物を求職者に求めていることが分かるデータがあります。
次のランキングは、企業が転職者のお給料や役職などの処遇を決定した際に最も重視した要素についてのアンケート結果です※1。
- これまでの経験・能力・知識(53.7%)
- 年齢(11.9%)
- その他(11.6%)
- 免許・資格(10.7%)
- 前職の賃金(6.8%)
これを見ると、転職者を採用した企業の約半数にとって、お給料や役職などの処遇を決める際に、「これまでの経験・能力・知識」が最も重要な評価の対象になっていたということが分かります。
それに対し、資格や免許を重視した企業はたったの1割。
企業は転職者に対し、資格よりもこれまでの経験・スキル・知識を求めていることが分かりますね。
ちなみに、医療系・介護系のお仕事のような、資格がなければ就業できない仕事ではもちろん状況は変わってきますので、ご注意ください。
どんな経験・スキルが必要?
企業は転職者に対して、資格よりも経験・スキルを重視していることが分かりました。
では、一体どのような経験・スキルが必要なのでしょうか。
機械やツールを使えるだけがスキルじゃない
スキルというと多くの人が思い浮かべるのが、パソコンでソフトが使えることや、業務で使う機械が操作できることなど。
もちろんそういった技術的なスキルも必要とされています。しかし転職の際には、これまでの経験の中で培われた、社会人としてのスキルも求められています。
よく求められるのは次のようなもの。
- 円滑に業務を進められるコミュニケーション能力
- 計画立てて進めるスケジュール管理能力
- チームを引っ張ることのできる推進力
- いろいろな発想で新しいものを生み出すことのできるアイデア力、発想力
- 困難な場面でも踏ん張ることのできる力
- 細かなことに気付き、改善できる
どれも働く上での基礎となるスキルですが、長年の経験で磨かれるものです。
転職の際に、最も企業から求められるのは「即戦力になる」こと。
上にあげたスキルは、基礎を固めて即戦力となるためにも、なるべく持っておきたいですね。
企業・業界を分析して見つける
最も重要なのは、企業がどの職種にどんなスキルを求めているかを知ることです。
事務職と営業職、管理職では持っていてほしいと思うスキルは違いますよね。
事務職でしたら、正確に業務をこなすための集中力や細かなことに気付くことのできる力が必要になるでしょう。
営業職なら、お客さんと臆せず会話ができるコミュニケーション能力やスケジュール管理ができる力、管理職ならチームを引っ張る推進力や、部下ひとりひとりの状況を把握し育てることのできる力が求められます。
まずはその企業や、業界がどの職種にどんな人材を求めているかを分析してみましょう。
企業のホームページの採用情報を見てみたり、募集広告を見てみれば、募集要項やキャッチコピーなどからどんな人材を必要としているか、どんなスキルがあると良いかを読み取ることができます。
これまでの経歴からアピール材料を探そう
求められている人材・スキルについて分かったら、次は自身のこれまでの経歴からアピールポイントを見つけましょう。
当てはまるようなスキルがないと思っても、これまでの経歴をしっかり分析すれば意外と見つかるかもしれません。
自身の得意なことを考える
まずは、自身の得意なことは何か、考えてみましょう。
どんなに小さなことでも構いませんし、一見仕事とは関係がないように感じるものでも構いません。
とにかく自身が得意だと思うものを考え、紙に書き出してみると良いでしょう。
書き出したものの中から、仕事と関係のないように感じるものなどは、仕事に置き換えて考えてみてください。
例:手早く料理を作ることができる
↓ ↓
物事を順序立てて、効率を考えて行動することに長けている。
このように考えれば、ちょっとした特技もしっかりアピール材料にすることができますよ。
これまでの仕事でできるようになったことを考える
これまでの仕事において、「以前はできなかったができるようになったこと」や、「成長したと感じる部分」を挙げてみましょう。
「できるようになったこと」や「成長したこと」はそのまま、経歴の中で磨かれたスキルと直結します。
この項目では、前職までにどんなスキルを磨いてきたのかをアピールすることができます。どんなに小さなことでもかまいません。こちらも紙に書き出すと良いでしょう。
「できるようになったこと」「成長したこと」を挙げ終わったら、先に挙げた「得意なこと」と合わせて、アピールするポイントを精査しましょう。
アピールポイントがたくさんあることは良いことですが、整理できていなければしっかりアピールすることはできません。
相手に伝わりやすく納得してもらいやすいように、内容の似たものや余分と感じるものは省いて分かりやすくするのがオススメです。
経歴を武器にあなたに合った転職を!
スキルというと何か特別なものがないといけないのではと思いがちですが、最も重要なのは、これまでの経歴の中でどんな仕事をし、どんな能力を磨いてきたのか、ということです。
企業はその磨いてきた能力を見て、求める人材と合っているか、即戦力として働いてくれるかを判断します。
まずは、これまでの経歴をしっかり見つめて、あなたがこれまで頑張ってきたものを見つけてあげましょう。
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【出典】(2021年12月追記:下記調査結果公開につき、記事内データを変更しました)
※1 厚生労働省 雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査) 令和2年
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