ふとした瞬間、なんのために働いているのかわからなくなる。
いつかは違うお仕事に挑戦したいけど、なぜそうしたいのかうまく言葉にできない。
そんな経験はありませんか。
働くことに迷ってしまったら、自分の立っている場所を見つめなおしてみるのもひとつの手です。
今回は、「働く目的」をテーマにこれからのお仕事を考えてみましょう。
働く目的を深掘りしよう
それでは、自分自身の働く目的を思い浮かべてみましょう。
一般的には、このようなものが多いのではないでしょうか。
- お金のため
- スキルアップのため
- やりがいのため(すきなこと=仕事)
- 社会とつながるため
よく耳にするものではありますが、これだけではどことなくぼんやりした印象です。
これらをひとつずつ深掘りしながら、あなたの本当の気持ちを探ってみましょう。
1、働く目的は「お金」
「お金のために働いている」
きっとほとんどの社会人にはその側面があるでしょう。
それ自体は悪いことではありませんが、お金を第一の目的にするのはあまりおすすめできません。
「お金のため」は不満のサイン?
お金のために働いている、と考えている時は、今のお仕事になんらかの不満があるサインかもしれません。
「つらいけどお金をもらっているんだからやらなくちゃ」という思考になってしまうのは危険です。
心や身体を壊してしまう前に、お金の問題とは切り離してお仕事と向き合ってみましょう。
高収入には理由がある
とにかくたくさんお金がほしいのであれば、高収入なお仕事を選ぶのが近道です。
ただし、高収入なお仕事には、それなりのハードルがあります。
ひとつは、専門性の高いお仕事が多いということ。
国家資格や特殊なスキルが必要なものなど、難しいお仕事が多いという特徴があります。
もうひとつは、時間・体力・精神面などにおいてきついお仕事が多いということ。
どちらにせよ、誰でも簡単にできるようなお仕事は少ないと言えるでしょう。
高収入だけを目安にしていると、始めるのも続けるのも大変です。
高収入を得る方法は?
それでもやっぱり高収入は魅力的!という場合は、金額だけで飛びつかないようにするのがポイントです。
「将来高収入を得るために資格・スキル取得を目指す」のか、「高収入であればどんな仕事でもよい」と割り切るのか。
高収入を得るためのスタンスを決めておくだけでも、目指す方向が定まります。
まずは、専門性の高いお仕事で高収入を目指す場合。
資格によっては取得までに数年単位の時間がかかるものもあります。
その間、どのように収入を得るのか考えておく必要がありますね。
そのうえ、資格を取得したからといって必ずしも理想のお仕事ができるとは限りません。
やみくもに始めてしまうのではなく、現実味のある挑戦なのかをよく吟味することが大切です。
次に、お金のためと割り切る場合。
働き方にこだわらないにしても、上を見れば高収入のお仕事はいくらでもあります。
これでは、いつまでも満たされないままですよね。
もらえるお金は多いに越したことはありませんが、なにか基準を設けておいた方がよいでしょう。
日々の生活のため、趣味のため、子どもの教育資金に老後の備え。
「なんのためにどのくらい必要か」を明確にして、それにあわせた働き方を選ぶのもよいかもしれません。
欲しいのは「評価」かもしれない
会社からもらうお給料は、人材評価の形でもあります。
頑張りに応じた昇給は、目に見える会社からの評価です。
会社から評価される=収入アップという図式がモチベーションになっている方もいらっしゃるでしょう。
こういった場合は、お給料そのものよりは、その会社の評価制度を見ておくのがおすすめです。
2、働く目的は「スキルアップ」
パソコンスキル、コミュニケーションスキル、接客・販売スキル…。
社会人として働いていると、なにかしらのスキルが身につきますよね。
そうした日々の仕事のなかで得られる経験・スキルを働く目的にする方も多いでしょう。
ただ、同じお仕事を続けていると、次第にただこなすだけになりがちです。
こうなると、成長はありません。
やる気を持続させるためには、スキルアップしてどうしたいかというところまで考えておくのがポイントです。
たとえば、今の会社を辞めても同じ業界で「即戦力」として通用するように。
たとえば、自分自身の成長のために。
このように、スキルアップをしたのちの「理想の姿」を明確にしておきましょう。
3、働く目的は「やりがい」
なかには、働くこと自体が目的という方もいらっしゃるでしょう。
すきなことを仕事にした方や、やっているうちに「この仕事向いてるかも!」と気付いた方に多く見られます。
仕事そのものに楽しさを見出すことができれば、モチベーションを高く維持することができます。
すきなことをそのまま仕事にするのが難しい場合は、やっていて苦でないことを洗い出すところから始めてみるとよいでしょう。
ストレスなくできるというだけでもアドバンテージになります。
そこからゆっくりやりがいを育てていくのもひとつの働き方です。
4、働く目的は「社会とのつながり」
働くということは、社会とつながるということでもあります。
特に専業主婦として家事・育児に奮闘している方にとっては、不安を感じる部分でもあるでしょう。
「〇〇ちゃんのママ」という役割から解放される場所を求めて働くことを選ぶ方も少なくありません。
子育ての状況によっては、勤務スタイルに妥協が必要なこともあるでしょう。
それでも、社会の一員として輝くための手段はあるはずです。
理想の働き方と今置かれている状況をそれぞれ整理して、自分らしくいられる道を探しましょう。
働く目的と転職活動
代表的なものをいくつか深掘りしてみましたが、自分なりの働く目的が見えてきたでしょうか。
次に、今のお仕事でその目的を果たせているかどうかを考えてみましょう。
仕事がつらい理由は、「このために働いている!」という充実感がないことかもしれません。
今のままじゃダメだと思ったら、転職も視野に入れてみましょう。
働く目的=転職の軸に
働き続けるために大切なのが「働く目的」だとすれば、転職活動で大切なのは「転職の軸」です。
転職の軸とは、新しいお仕事を選ぶ際の「これだけはゆずれない!」という条件のことを言います。
- お金のため
- スキルアップのため
- やりがいのため(すきなこと=仕事)
- 社会とつながるため
先程深掘りした働く目的は、そのまま転職の軸となることも多いでしょう。
転職活動のはじめの一歩として働く目的を考えてみるのもよいですね。
ただし、働く目的同様、お金を転職の軸にするのはあまりおすすめできません。
詳しくはこちらで解説しています。
優先順位を考えよう
とはいえ、働く目的=転職の軸にしてよい場合ばかりではありません。
例えば、やりがいは得られそうだけど勤務時間に無理があったり、勤務地が遠かったり。
働く目的はもちろん、勤務時間や働く場所なども条件のひとつですよね。
このように、条件がパーフェクトに叶うお仕事はそうたくさんないかもしれません。
判断に迷わないためには、それらの条件に優先順位をつけておくことが大切です。
そのなかで「一番優先したい!」と思うことこそ、転職の軸となります。
「理想的なお仕事だけど、ちょっとひっかかるな…」と感じた時は、一度冷静になって優先順位をあてはめてみましょう。
目的をもって働くということ
お仕事をしていくうえで、必ずしも働く目的が必要なわけではありません。
しかし、「働かないといけないから働いている」といった義務感には限界があります。
「このために働いているんだ!」という思いがあれば、それが道しるべになってくれることもあるでしょう。
今のままでいるべきか、転職するべきか。
立ち止まってしまいそうな時には、ぜひ考えてみてください。
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