正社員になりたいけど、なかなか転職活動がうまくいかない。
そんな時、「とりあえずアルバイトでつなごう」という判断をされる方も多いのではないでしょうか。
今回は、長引く転職活動の「このまま続けて大丈夫かな?」に迫ります。
「とりあえずアルバイト」の注意点
正社員として転職したいけど、なかなか採用されない…。
転職活動が長引けば長引くほど、焦ってしまいますよね。
とりあえず適当なアルバイトを始めて収入を得ながら転職活動をする、というのもひとつの道です。
しかし、気をつけなくてはならないこともあります。
まずは、アルバイトと転職活動を両立する場合の注意点をご紹介します。
あくまでも「つなぎ」!
「仕事をしている」という安心感は、徐々に転職への情熱を薄れさせてしまいます。
あくまでも理想の転職をかなえるまでの「つなぎ」であるという意識を持ち続けることが大切です。
時間帯に注意
面接や、それに関する連絡は、一般的にはその企業が機能している時間帯に行われます。
一概には言えませんが、大抵は平日の日中になるのではないでしょうか。
そうした時間にアルバイトを入れていると、企業からの連絡を受けることができません。
それだけでなく、面接の時間がアルバイトの時間とかぶってしまうこともあります。
シフトを組んで働くことの多いアルバイトでも、急なお休みに対応できるところばかりではないでしょう。
こうなると、「つなぎ」のはずのアルバイトが転職活動をやりにくくしてしまいます。
転職活動には準備も必要
転職活動には、たくさんの準備が必要です。
履歴書・職務経歴書の作成、面接の準備、もっとさかのぼれば自己分析や「転職の軸」選定もしておかなければなりません。
▼転職準備についてはこちらをチェック!
アルバイトを始めてしまうと、こうした転職活動の準備がおろそかになってしまうことがあります。
その結果、スカスカの履歴書を提出することになってしまったり、面接でうまく返答できなくなってしまったらもったいないですよね。
要チェック!失業保険
転職活動の途中でアルバイトを始める理由の多くは、収入を得ることではないでしょうか。
これまでの項目で解説したように、アルバイトを始めると収入の安定は得られますが転職活動にかけられる時間が減ってしまいます。
アルバイトと転職活動、その両立は精神的にも肉体的にもつらいものです。
そんな時に助けになってくれるのが、失業保険です。
ハローワークによる条件をクリアしていれば、離職から原則1年間は失業手当を受け取ることができます。
- 「失業の状態※1」にあること。
- 離職の日以前2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算して12か月以上あること※2。
※1 離職した方が、「就職しようとする意思といつでも就職できる能力があるにもかかわらず職業に就けず、積極的に求職活動を行っている状態にある」こと
※2 ただし、特定受給資格者又は特定理由離職者については、離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6か月以上ある場合でも可。
失業手当を受け取りつつアルバイトをすることもできますが(申告が必要)、「1週間の所定労働時間が20時間以上」、「31日以上の雇用見込みがある」といった雇用保険加入条件を満たす働き方の場合は支給がストップします。
「収入を確保するために働き続けなきゃ」という理由だけで望まないアルバイトを始めてしまうと、理想の転職がどんどん遠のいてしまいます。
一度仕事から離れて自分自身を見つめなおす時間をとってみるというのも、選択肢に入れておきましょう。
【出典】
- ハローワークインターネットサービス「雇用保険手続きのご案内」 2021年5月13日閲覧
「とりあえずアルバイト」がプラスになる時
一方で、「とりあえずアルバイト」がプラスに働く時もあります。
未経験職種に転職したい!
まずは、転職したいお仕事が未経験職種な場合。
本格的な転職活動をする前に、アルバイトとして働いてみて様子見をしておくと、イメージがつきやすいかもしれません。
実際に現場で働くことで、そのお仕事特有の楽しさやつらさが見えてくることもあります。
企業によっては、正社員登用の制度があるので、頑張り次第ではそのまま正社員になることもできるかもしれません。
アルバイト・パートとしてお仕事を探す場合も、雇用に関することは調査しておきましょう。
専門性の高い職種に転職したい!
次に、専門性の高いお仕事の場合。
IT系やクリエイティブ系など、専門性の高いお仕事であれば、アルバイトやパートでの勤務も実務経験として認めてもらえる可能性があります。
専門性が高く、なおかつ未経験な職種であればなおさら、いきなり正社員として最前線に立つよりも、アルバイトとしてサポート業務から始めた方が精神的にも楽かもしれません。
このように、自分がやりたいお仕事に必要なスキルや技術などを洗い出し、アルバイトとして現場の空気を知ることができるところをまず探してみるのもよいでしょう。
正社員への転職は絶対?
転職活動がうまくいかなくなったら、一度転職に求める条件を見直してみることも大切です。
「しごと計画学校」へのご相談でも、正社員への転職を条件に挙げられている方は多いです。
しかし、その理由を掘り下げてみると、「絶対正社員!と思っていたけど、そこまでこだわる条件じゃなかった」ということに気付くこともあります。
▼実際の転職エピソードはこちら!
「最優先転職条件:正社員」を一度やめてみて、視野をひろげてみましょう。
あなたのやりたいことや勤務条件をかなえられるお仕事は、案外たくさんあるかもしれません。
とにかくはやく収入を得たい時はどうする?
転職活動を始める理由は様々ですよね。
特に、「収入を得るために転職を急いでいる」方は注意が必要です。
離職直後であれば、失業手当を受け取りながら転職活動をすることもできますが、ブランクがある場合はそうもいきません。
「収入を得る」ことが第一目的なのであればなおさら、転職条件を見直す必要があります。
転職活動を始める段階で、第一希望だけでなく複数の候補を挙げておきましょう。
しかし、こういった場合でも心身ともに負担の少ない働き方ができるように、きちんと自己分析などの転職準備を行うことが大切です。
転職活動中、どう過ごす?
転職活動が長引くと、どんどん不安になってきます。
「とりあえず何か仕事を始めておいた方がいいかも…」という気持ちになってしまうこともあるでしょう。
そんな時こそ、「転職の軸」を見直してみることが大切です。
自分がこれからどうしたいかを見失わないようにしましょう。
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