ブルーインパルス

【面接の心得】NG例から転職理由の伝え方を知る

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こんにちは、しごと計画学校の山下です。

すっかり暑くなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今年はお盆までの連休がオリンピックの影響で例年と異なり、

お休みが多いような感じのする暦になっていますね。

 

無観客のオリンピック、

マスクの外せない夏、

これまでと違う日常ですが、転職をする上での心得はいつも一緒。

 

ということで今回は【面接の心得】について。

その中でも100%聞かれる転職理由の伝え方を一緒に考えていきましょう。

 

そもそもなぜ転職理由が聞かれるのか?

あなたにとって、今回の転職は初めてですか?

それとも、何回か転職をしていますか?

 

前者にとっては、

転職面接でどんなことを聞かれるのかは未知数です。

色んな不安があることと思います。

 

後者の方は、これまでの面接でも

ほぼ全ての面接で「なぜ転職しようとしているか」を聞かれたのではないでしょうか。

 

採用面接において、

 

転職理由を聞く

志望動機を聞く

 

この2点はお決まりの質問となっていますが、

採用をする上で企業としては重要事項なのです。

 

特に転職理由については、

どんな方でもネガティブな話になりがち。

 

転職理由を聞いた際に、

どんなことを伝えるかによって、

人間性やストレス耐性、仕事への考え方、価値観などなど色んなことが察せられるだけに

答え方で良くも悪くも色々伝わってしまう恐ろしい質問でもある訳です。

 

転職理由あるある【NG例】

転職をしようと思っているのだから、

ほとんどの方が転職理由はネガティブ要素が0ではないと思います。

 

給与が上がらない、賞与が出ない、パワハラ、休みが少ない、残業が多い、人間関係、、、

 

挙げ始めたらキリがないくらい、

転職理由になりうるものはたくさんあります。

 

し・か・し、

それをそのまま正直に伝えると、

どんな印象を相手に与えるでしょうか。

 

あるNG例をご紹介します。

 

Kさんは40歳の男性。

10数年、大手メーカーで製造のお仕事をされていました。

チームリーダーとして活躍をする中で、

会社の業績に対して不安を抱えておられました。

 

会社を良くするために、

改善提案をたくさんしても取り合ってもらえない。

自分は良くしようと思って提案してるのになぜ。

そんな想いも持っておられました。

 

このまま不満を持ちながら働くのではなく、

自分にできることを見つけたい。

ということで、相談に来られました。

 

向上心があって、仕事にまっすぐ取り組むKさんはとても魅力的な方でした。

製造から営業などの分野でもチャレンジできそうなコミュニケーション能力のある方だったので、

ある企業さんの営業職を受けてみることになりました。

 

その面接の場でのこと。

 

Kさんは転職理由の中で、

上司や会社に対する不満を話し、

自分は悪くない、会社が悪いというニュアンスのお話だったこともあり、結果は不合格。

 

企業さんからは

どんなことがあったかは分からないけど、

会社だけに責任があった訳ではないと思う、

そこを考察できていないのではないか、といったお話がありました。

 

このNG例から、

Kさんのように前向きで仕事熱心な方でも

伝え方によって不満が多い人だ、と捉えられてしまうこともあることを知っていただけたかと思います。

 

必読!転職理由の伝え方三箇条

今回のエピソードを通して、

伝え方がいかに重要かは感じていただけたと思います。

 

それでは転職理由を伝えるポイント、

ここだけは押さえてほしい三箇条!をお伝えしましょう。

 

第一条・ネガティブなこともポジティブに変換

とても難しいことですが、これはとっても大切。

仕事をする上では色んな出来事がありますが、

それをどう前向きに捉えるのか。

これ自体がスキルといってもいいぐらい、ポジティブ変換は大切。

 

第二条・前職の悪口はダメ絶対!

ついつい悪口言いたくなるような苦い経験をされている場合であっても、それを面接の場で言うのはNGです。

働いていた期間は少なからずお世話になっていた会社です。

別れる時には大っ嫌い!だったかもしれませんが、悪口は聞いて気持ちいいものではありません。

 

第三条・できるだけ具体的に。

ありがちな例として、転職理由を聞かれた時に「給与が上がらなかったから」「サービス残業が多かったから」「人間関係」など、簡単に伝えるケースがあります。

前述した通り、転職理由を聞く側としてはどんな人なのか、入社して定着して活躍してくれるのか、といったことを見定めるために聞いているのです。

そこで、これらのことだけを伝えると

もしかしたら入社して同じようにミスマッチとなり退職してしまうのではないか。

こんな風に思われかねません。

 

さいごに

今回は「転職理由の伝え方」を通して、

面接対策のお話をさせていただきました。

 

簡単なようで、ネガティブなことをポジティブ変換するのはとても難しいこと。

 

しかし、少しだけ目線を変えることで

伝える内容も、伝え方も変わってくるはずです。

 

採用担当者の目線になって、

面接対策を行いましょう!

 

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