30代の転職がうまくいくためのポイントとは？

2022年11月18日

経験も重ね、今の仕事にも慣れてきて

余裕が生まれてくる30代。

そうすると考えてしまうのが、転職のこと。

今までの経験を活かしキャリアアップ！

未知なる可能性にチャレンジしたい！！

など、理由は様々。

では、30代の転職の気になるポイントを

見ていきましょう！

30代の転職理由

これまで大勢の求職者さんとお話をしてきました。

その中で、30代の皆さんの転職理由には以下の6つが挙げられます。

1.業務内容

今まで培ったスキルや経験を活かし、他の業界や職種で視野と経験を広げたい

2.キャリア・スキルアップ

更なる自身のスキルアップで高いキャリアアップを目指す

3.経営状況

コロナ禍などによる経営状況の不安を感じる

4.労働時間

5.年収

6.休日

（以上の3つとも）長期的に考えて、今の労働環境で長く働き続けれるか

30代の転職は、アクティブな転職と安定を求める転職に分かれるようです。

それでは、そのメリットとデメリットを見ていきましょう！

30代で転職をするメリット・デメリット

メリット

今までの経験をもとに即戦力として見てもらえることです。

企業の採用ニーズと自分のキャリアが一致すれば、評価も高く、自分の経験やスキルで活躍できるポジションが用意されることもあります。

また、前職での高い実績や、マネジメント能力といったプラス要因があれば、格上の企業に転職・年収アップを目指せる可能性は十分にあります。

デメリット

最も懸念されるのが、未経験分野への転職です。

20代の採用であれば「入社後に育てる」という採用基準をもつ企業もあります。

しかし、多くの企業が30代の中途採用について「これまでの経験・スキルをもとに即戦力として迎えたい」という考えを抱いています。

よって、異業界・異職種への転職を考えた場合、難易度が上がることを知っておきましょう。

30代の転職で準備することは

即戦力を求める企業側は「これまでの経験と、入社後に任せたい仕事との親和性」を重視します。

「前職ではどのようなことをしてきたのか」

「その経験を生かして、何が出来るのか」

を、より具体的に伝えなければなりません。

書類選考や面接の前に、まず自分のキャリアを棚卸しすることが必要です。

「どんな経験をしたか」

「経験をどうアピールするか」

を考えます。

これまでの様々な経験の中から、希望する企業の仕事との共通点を探し、「この経験を御社の仕事で活かすことができます」と強調できるようにしましょう。

こんな時は気を付けよう

転職後に年収やポジションがダウンすることもあります。

現在の年収やポジションは、長い間積み上げてきた評価によるものです。

会社が変われば前職の評価はいったんリセット。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

転職先では、低い年収やポジションからスタートするのが一般的です。

前職と同じか、それ以上の待遇で転職できる場合もありますが、それは会社外でも評価が高く、圧倒的な実績を出した人や希少価値の高い資格を取得している場合などに限られてきます。

しかし、転職直後に年収やポジションが下がっても、また実績を積み上げていけば、前職より高い年収へアップさせることも可能です。

また、年収アップだけでなく

「自分の成長」

「環境を変えてチャレンジ」

などの理由で転職を考える人も多いはず。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

当然、仕事のやりがいと年収アップの両方が叶えば理想的ですよね。

ですが、現実は

「転職で何を叶えたいのか」

という優先順位をつけながら、

「自分のやりたいことに挑戦できるなら、年収が多少下がってもいい」

そういった折り合いをつけることも時には必要ということを、心に留めておいてください。

また転職先を選ぶ時は、「長く働き続けられる会社か」という現実的な視点も持つことが重要です。

まとめ

メリット
これまでの経験をもとに即戦力として採用してもらえること
デメリット
未経験の業界・職種は転職のハードルが高い
準備すること
自分のキャリアを棚卸しすることが必要
希望する企業の仕事との共通点を探しアピールする
注意点
転職直後は年収・ポジションダウンもある　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仕事のやりがい・年収など、優先順位をしっかりつける
長く働き続けられる会社かという視点を持つ