今回、タイトルにある「未経験から事務職への転職は厳しいのか?」についての回答ですが、ズバリ現実的には厳しいです。
急に絶望の淵へ落とされたように感じたかもしれませんが、これにはもちろん理由があります。
その理由を把握することができれば、事務職へ転職する際の心構えや、新しい方向性へ目を向けることができるきっかけにもなるはずです。
今回は、未経験から事務職へ転職する難しさについて、具体的なポイントを解説します。
事務職に求められるスキルと知識の高さ
みなさんは事務のお仕事にどんなイメージをお持ちですか?
私が普段、未経験の求職者さんから直接聞く話では、
①残業や休日出勤がないから家庭と両立ができそう
②PCは文字入力さえできればチャレンジできそう
③座り仕事だから無理なくできそう
こんな回答がほとんどです。
企業によりますが、事務職に求められるスキルと知識は高いレベルが求められます。
PCの基本操作やワード、エクセルなどのソフトウェアの使用能力はもちろんのこと、書類作成やデータ管理、電話応対などの業務経験も必要とされます。
また、企業内部の情報管理や機密情報の取り扱いにも慎重さと正確さが求められます。
競争率の高さと求人条件の厳しさ
事務職への転職には、競争率の高さと求人条件の厳しさもネックとなります。
そもそも、募集自体が他職種に比べて圧倒的に少ないという現実もあります。
その為、未経験からの転職者の中には、経験者との勝負になることも多く、自身のスキルや経験が不足している場合、選考を勝ち抜くことは難しいでしょう。
また、事務職の求人条件も非常に厳しく、経験年数やスキル、学歴などが明示されることが多いです。
これらの条件に合致しない場合、選考に進むこと自体が難しい状況となるでしょう。
適切なスキルと知識の習得の重要性
未経験から事務職への転職を希望する場合、適切なスキルと知識を習得することが非常に重要です。
自己学習や独学で必要なスキルを身につけることは可能ですが、経験者に比べると時間と労力が掛かることは確かです。
そこで、専門の短期講座や資格取得に注力することで、スキルアップを図ることができます。
他の職種への転職検討も必要
これについては、声を大にして言いたいです。
事務職への転職を気軽に考えられていた方は、ここまで読まれてそのハードルの高さを十分理解されたかと思います。
その為、未経験から事務職への転職が難しい場合、他の職種への転職を検討することも一つの選択肢となります。
事務職へ転職したい理由は何なのか?
その理由は事務職でしか実現できないのか?
その点をじっくり見つめ直してみると、事務職以外でも希望条件を叶えることは出来るはずです!
新しい職種に目を向けたいけど、自分に合っているものが分からないという方は転職エージェントサービスを活用するのも一つの手です。
プロの目線で自己分析や様々なアドバイスを受けることが出来る為、自分では気付けなかった強みを発見できます!
諦めずにチャンスを待つ
未経験から事務職への転職は厳しいとはいえ、諦めずにチャンスを待つというのも一つの方法です。
求人情報を日々チェックし、アルバイトや派遣などの一時的な仕事でも事務業務に携わる経験を積むことができれば、今後の転職に活かすことができます。
また、人脈を広げることも重要です。
ひょんなことで知り合いから求人の紹介を受けることもあります。
その為、絶対に事務職に就きたいという強い意志をお持ちの方であれば、諦めずにチャンスを待ち続けるというのも良いのかもしれません。
【まとめ】
未経験から事務職への転職は厳しいものですが、適切なスキルと知識の習得や他の職種への転職検討など、工夫すればいくらでもチャンスを掴むことができます。
まずは、現在の希望条件が事務職でないと実現不可なのかどうか、これについてじっくり考えてみてください。
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