こんにちは◎
しごと計画学校松山校です。
当校を卒業して、きょうから新天地へ―
新たにお仕事をスタートされる方もいらっしゃいます。
おめでとうございます！
きょうは、4月1日。
しごと計画に励んでおられる方の姿を、
嘘もごまかしも無く、ありのままお伝えします。
考えるきっかけ
前回「連載します」とお約束しましたので、
エピソードを遡っていこうと思います。
Kさんとの出会いは、2月上旬。
ネットの求人情報から、
ある営業のお仕事に興味を持ってご連絡いただきました。
さっそく、当校での面談へ。
お話を聞いてみると、いくつか分かったことがありました。
―営業のお仕事に興味があるんですか？
「営業じゃなくてもいいです」
―このお仕事の業界に関心を持った理由は？
「・・・営業ならいいかなと思って」
―ズバリ、何を重視されますか？
「給与とか福利厚生とか、ですかね」
やりたいことを明確にしよう
まず、どういう仕事をしたいか全く決まっていない
ということが判明しました。
これは自分が本当に働くべきかどうか
という点にも関わることです。
よって、大事という以前に基本の「き」です。
自分が働く上でこれだけはあってほしい、
逆にこれだけはやりたくない、
（ex.パソコンは絶対触りたい or 見るのも嫌だ、など）
というところからで構わないんです。
ちなみに私は、ペンが無いと落ち着いて働けません。
文房具メーカーで働くのも良かったかな、ハハハ・・・
なんて談笑しながら、
Kさんの本当に「やりたいこと」を絞っていきました。
これは、次の章にも続きます。
興味のあることを見つけよう
次に、興味・嗜好がぼんやりしている
という点が気になりました。
仕事をする以上、
その会社や団体が扱う商品・サービスに関心を持つこと、
これは無くてはならないと思います。
ある種、働く前に身に付けるべき責務とも言えるでしょう。
自分が本当に好きな分野のものであれば、
話は早いと思います。
日頃の情熱をさらに仕事に注ぐことができるのですから、
課題を1個クリアしているも同然です。
ただし、一番好きなことは仕事にしたくない
という人も少なくはないんです。
パンが好きでパン工房で働くことになって、
来る日も来る日もパンを作って
パンを持ち帰っては食べてお腹パンパンになって―
パンが嫌いになったという話を聞いたのは、
一度や二度ではありません。
私だって、そうなんです。
ペンが好きでペン工場で働いて、お腹ペンペン・・・
何の話だったでしょうか。
そうです。
好きなものを突き詰めて辛い思いをして
嫌いになりたくないんです。
趣味は趣味として、仕事は仕事として、
自分の打ち込めることを棲み分けしています。
そういうわけで、いかがですか？
という話をKさんにしました。
まあ、今すぐに「これ！」と見定めるのは難しいものです。
でも、業界や商品に強い興味を持ってから
応募先を決めていきましょうね。
エピソードを聞かせよう
それから、質問に対してもっとたくさんお話をしてもよい
という印象を受けました。
いろいろと尋ねて、一つ一つ答えてくれますが・・・
THE・一問一答。
何だか、初めてのお見合いみたい。
こっちまで変にドキドキしちゃうじゃないですか～(´艸｀*)
実は、面接にも応用されるのがこのポイント。
自分で自分のことを理解し、
また相手にも自分のことをよく理解してもらうには、
エピソードを交えて話すことが大切だと思います。
幼い頃に書いた読書感想文や意見文などでも、
取り入れるようにと先生に教わりましたね。
パンとペンの話はもう勘弁でしょうから、しません。
そういう「あること・ないこと」のうちの
ギリギリ本当にあることを攻めていくと、
自然と自分の表情がほころびます。
会話にどことなく余裕ができるので、
私は好きです。
Kさんも、学生時代の楽しかったことや、
前の職場で辛い思いをしたことなど、
たくさんお話ししてくれるようになりました。
一つ、進歩です！
まずはご相談してみませんか？
次回は自己分析Part2、
そして職務経歴書の作成についてお話しします。
時にはこんな軽い感じで、お話をしています。
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