こんにちは。
朝晩がすっかり寒くなって、布団が親友という方も多いのではないでしょうか。
私や子どもたちも、布団から出るのが辛くて辛くて仕方ない日々を送っております。
しかし12月といえば街がきらめいて、特別な1ヶ月でもありますね。
絶賛ワーママな私は、仕事帰りにスーパーでバタバタと買い物をして帰ることがよくあるのですが既に流れていますね、クリスマスソングが。
もー、わくわくしますよねぇ。クリスマスって。年に一度、自分や家族の誕生日よりもテンションがあがる時期かもしれません。
もしかしたら、前世はサンタクロースかな?真っ赤なお鼻のほうかな?
そんなどうでもいい話はさておき、本日のお題いってみましょう。
今日は私たちが日々求職者のみなさまとお話する中で感じる、派遣という働き方に慣れている方々の転職活動について。
コロナの影響で変化した「働き方」には色んなことがありますが、
今日はその中でも派遣にフォーカスを当ててお話したいと思います。
コロナ騒動の後、「転職」は何がどう変わった?
コロナの影響を受けて転職活動をされている方のお話をたくさんお聞きする中で、
一番影響を受けているのは派遣社員という働き方をしていた人たち。
どうしてでしょうか?
まず、派遣という働き方は働く先の企業との直接雇用ではありません。
派遣会社に雇用されていて、そこから派遣先企業に働きに行くという間接雇用の関係にあります。
派遣の労働契約は1ヶ月単位なので、急に派遣先企業から「今月で契約終了」と言われれば、そこまでしかその派遣先で働くことはできません。
それ以降は派遣会社がまた新たな派遣先企業を探し、斡旋をするのですが
これがコロナによって新しい派遣のお仕事がない、または少ないなど
これまでと状況がかなり変わったんですよね。(もちろん全ての派遣会社が、ではないのですが)
これまで派遣をたくさん入れていた企業が続々と派遣社員の削減をしたり
先行きの見通せない情勢の中で、新規採用を見合わせたりと求人自体がぐっと減りました。
働く場所はあったとしても
勤務時間を短縮されたことにより収入が減ってしまった
または今後の会社の先行きが不安、ということで
自ら転職の道を選ぶという方も多くおられます。
雇用形態の種類を理解しましょう
そもそも雇用形態は大きく分けて
- 正社員
- 契約社員
- パート/アルバイト
- 派遣
という4種類。
何が違うかわかりますか?
雇用形態の考え方は、有期か無期かで考えると分かりやすいのですが基本的に正社員・アルバイト・パート以外はすべて有期雇用です。(アルバイト・パートの場合は有期雇用の場合もあります)
有期雇用とはその名のとおり、雇用期間に定めのある雇用契約のことをいいます。
そう聞くと、え?じゃあ有期雇用って不安定じゃん?と思った方がおられるんじゃないでしょうか。
もちろん、期間の定めがないほうが求職者からすると安定はしているかもしれません。しかし、無期雇用であればなんでもいいってわけではないですよね?
企業側もいきなり正社員よりもまずは有期で採用してどんな方か見たいというのがあるので無期雇用にばかりこだわる、というのも時代にはあっていないのかもしれません。
大切なのはそれぞれのリスクを理解し、自分が納得して雇用契約を結ぶということです。
どうして派遣という働き方を選ぶのか
前項では雇用形態の種別をお伝えしましたが、その中でも派遣についてにフォーカスをあててみましょう。
そもそもなぜ、派遣という働き方をしている人がいるか?ですが。
派遣のお仕事は
・時給が高い
・時間や休みの融通がきく
・未経験でも魅力的なお仕事が多い
この理由から子育てや家庭との両立がしやすく、いきなり正社員で働くのは、という方からするととても働きはじめやすいんですよね。
派遣で働いたことがない方もおられると思うのでどんな流れかを一応ご説明すると。
①派遣会社に登録(派遣社員として派遣会社に入社)
②派遣のお仕事を紹介してもらう
③受ける場合は「働きたい」旨を派遣会社に伝える
④派遣会社から企業に連絡。(場合によっては職場見学をする)
⑤すぐにお仕事が決まる
お仕事を始めるのがとっても手軽なんですよね。基本的には派遣会社が手取り足取り色んなフォローをしてくれるので自分は楽にお仕事探しをすることができる。これが最大のメリットかもしれません。
また、紹介予定派遣を除き、派遣で働く人を派遣先企業で面接してはいけないという決まりもあるので比較的あっさりお仕事が決まる、というのが派遣の特徴です。
だから、派遣で契約終了しては次の派遣先、またその次の派遣先へとずーっと色んなところで派遣社員として働いてきました、という方も多いんです。
前述したとおりうまく活用すれば、子育て中でも働きやすくていいのですが、そのメリット・デメリットをしっかり理解しているかどうかがとても大切です。しかし理解せずに派遣で働いている方がとても多いと私は感じています。
リスクを知れば、対策もできる。ということで次の項目では実際に派遣から直接雇用の働き方を目指すAさんと私のエピソードをご紹介します。
ベテラン派遣社員のAさんから学ぶ
ここまでで、派遣が手軽で早くお仕事が決まるということで特に子育てをしている方など制約のある方から人気のある働き方であることは理解して頂けたと思います。
Aさんは40代の女性。お子さんを育てながらでも働きやすいと友人から勧められ30歳ごろから10年以上派遣社員として働いてきました。
そんな中、コロナウイルスの感染拡大により働いていた職場から急に派遣契約の終了を言い渡されました。
Aさんは生活のこともあり、すぐに違うお仕事を紹介してほしいと派遣会社に伝えましたが待てど暮らせど連絡がありません。
これまでは派遣会社側から紹介を受けて、受けるか受けないかを決めればあっさりお仕事が見つかるのが当たり前だったAさんからするとどうしたらいいか分からなくなり、しごと計画学校に相談に来られました。
しごと計画学校では派遣・職業紹介ともに行っており職業紹介の説明をする際に「直接雇用」について次のようにお伝えしました。
①お仕事をご紹介した後はまず求人内容にしっかり目を通すこと
②その企業のことを企業HPを見て確認する。通勤手段についても確認する。
③具体的なお仕事の内容を理解する。
④その上で志望する理由・自己PRを考える
⑤面接を受ける
⑤採用になったら企業と直接雇用契約を交わす
これまで10年以上派遣で働いていたAさんにとって分からないことのオンパレードです。
Aさんは「すぐに働きたい!」という気持ちが強すぎてそのお仕事の内容や企業について理解しようとしている様子がまったく感じられませんでした。
そこでお伝えしたのが「これまでの派遣とは違って働けたらどこでもいい、お金をもらえたら何でもいいという人物を企業は採用したいと思わない。」ということ。
だからこそ、面接を受ける理由、ここで働きたいと思う志望動機が必要だと伝えました。
面接対策で志望動機をお聞きすると「しごと計画学校さんに紹介されたから」それじゃ受かるはずありません。
これまで、基本的に派遣会社から紹介されるままに動いてきたAさんは
- 自分がやりたいことが見つけられない
- 自己分析ができない
- 企業研究のやり方がわからない
- 目先の時給に目がいきがち
- キャリアを長期的に考えることができない
このような状況では面接まで行っても不採用が続きました。
「こんなに不採用になるなら職場見学をしてもしなくても一緒」とAさんから落胆の言葉が聞こえてきたのですが私はそうではないと思います。
志望動機を伝えるためには企業のこと、お仕事の内容についてをきちんと理解することが必要です。
採用面接に勝つには、いかに企業に響く志望動機・自己PRが言えるかにかかっていると言っても過言ではありません。
そのためにも、職場見学をするのは入社前後のミスマッチを減らすための最大にして唯一の手段だと考えています。
ミスマッチが減れば、これが最後の転職になる可能性だってあります。
コロナによって、辞めてもいくらでも次がある状況が一変しました。だからこそ自分の意思でしっかり次の職場を決めてほしい。
自分の意思で決めていれば、楽しく働けるはずだと信じています。
職場見学の重要性
しごと計画学校では、求職者の方に「悔いのない転職」をして頂くために書類選考や面接の前にまずは「職場見学」を推奨しています。
私は年間200名を越える求職者の方々とお話をしていますがほぼ100%の方が面接を受ける前と入社した後の内容にギャップがあることを経験されています。
それはなぜか?ずばり言うと
求人票で分かることは条件だけだからです。
私たちが面談をする中でどんな職場がいいかヒアリングすると人間関係の良さ、長く勤続できる環境であるかなど勤務条件ではなく、環境を気にされている方がとても多くいらっしゃいます。
私も実際に転職を経験しているので、皆様の気持ちはよーーーーーくよーーーーく分かります。
既に出来たコミュニティの中に新たに飛びこむわけです。これまでと全く違うところに、勇気を出して飛び込むわけですよ!!
そりゃどんな環境か気になりますよね。
だからこそ声を大にして言いたいのは、求人票では環境は分からないしそこを重要視するなら実際の場所を見るしかない!
百聞は一見にしかずという言葉のとおり、職場見学や会社説明を受けることがそのギャップを最小限に減らす有効な手段だということです。
そのために、企業様にも選考ステップをあえて増やしていただくお願いをしているからしごと計画学校がご紹介するお仕事は職場見学に行けるんです。
その際はパートナーも同行していますので、自分ひとりで飛び込む勇気のない方、あきらめないで~~。
職場見学の具体的な話は以前岡山校の田邊さんが書いているこちら↓を見てみてくださいね。
そんなの手間。早く面接に行ったほうが効率がいい!は大間違い。
「職場見学行きましょう」とご提案すると「早く仕事を決めたい!」と焦っている方ほど職場見学は無くていい、すぐに面接をしてほしいと仰るのですが
でも、そんな人にこそ職場見学はして頂きたい!なぜなら転職で失敗する一番の原因は焦り。
すぐにお仕事を決めたいから焦ってよく調べずに面接を受け、よく確認せずに入社を決めてしまうことでミスマッチがおきてしまいます。
自分が聞いてたのと入社してからなんか条件がちが~~う。ってなるわけです。
どうですか?身に覚えはありませんか?そのために職場見学はとても有効なんです。
職場見学の心得
ここまで職場見学の重要性をお伝えしましたのでよし!自分も職場見学に行ってみるぞ!見るだけ見て決めよう!
そう思っていただけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「見るだけ見る」は求職者目線。では、企業目線ではどのように見られているかも知っておいたほうがいいですよね。
職場見学では、実際の勤務するところを見せてもらえるほか、会社説明・求人の説明などをして頂けることもあります。
自分から気になったことを質問したり、企業担当者とのコミュニケーションが取れれば取れるほど自分の理解も深まるし、企業担当者に就業意欲も伝わります。
しっかりコミュニケーションが取れたら、働くイメージが少しは出来てきて、きっと前述した「志望動機」もしっかり書けるはずです。
志望動機がきちんとあり、自分のこれまでの経験を活かしてここで頑張るんだ!という想いが伝わる面接になるのが一番だと思っています。
逆に、職場見学をしたことによってやっぱり選考には進まないでおこうかな…今の職場でもう少しがんばろうかな…という結論に至ることもあるでしょう。
でも、それも自分の意思で決めたことなので後悔はないはずです。
職場見学せずに面接受けて入社していたらあっ!という間に辞めたくなってしまっていたかもしれません。
まとめ
今回は派遣という働き方にフォーカスを当ててお話をしてみました。
お伝えしたかったのは、どんな働き方であっても「自分がどうしたいか」を自分の意思で決める力が必要不可欠ということです。
これまでのように、
「辞めても仕事はいくらでもある」状況ではなくなりました。
これについては、コロナ云々の前からいずれそのような時代が来るのは
言われていましたが、コロナ騒動で急速に進んだ、ということなのかもしれません。
じゃあどうしたらいいんだ、とお先真っ暗になるのではなく
これまでとは違い、仕事探しから仕事を計画するという気持ちを持てばきっとこれまでのキャリアを活かし
イキイキと働ける場所を見つけることができるはずです。
しかし、求人を見るだけでは、
その意思決定まで至るのが難しいはず。
職場見学や会社説明会を通して少しでも働くイメージをつけて後悔のない転職をしてほしいと思います。
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私自身も2人の子育てをしながら働く女性の一人です。女性は結婚や出産など、その時々でどう働くかを自分で見つけなければなりません。しかし、子育て中であることやブランクがあることなどで、働き方に制約があり、思うような転職活動が出来ないという葛藤もあると思います。それぞれの状況をお聞きし、お気持ちに寄り添いながらしごと計画のお手伝いをさせて頂きます!