求人広告と労働条件通知書の内容が違う！そんな時、あなたならどうする？？

こんにちは！

しごと計画学校岡山校の片山です。

先日、転職相談に来られたNさんのお話。

Nさんは既に会社を退職されており、1日でも早く次の就職先を決めたいとの事でした。

前職の退職理由を聞いてみると、応募時に見た求人広告と会社から交付された労働条件通知書の内容に相違があった事が原因でした。

入社してすぐの頃は我慢して勤務をしていたようですが、やはり納得がいかずに上司へ相談をしたところ「しょうがないよ」という一言で片付けられたそうです。

それによりNさんは会社へ不信感を持つようになり、今回退職をされました。

 

今まで就転職をされた方の中には今回のNさんのような経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか？

そんな時、あなたならどうしますか？？

 

求人広告の内容と実際の労働条件はイコールではない！？

残念ながら、Nさんのような話はちょくちょく聞きます。

もちろん正しい募集情報を発信している求人企業の方が圧倒的に多いですが、誤りか故意か虚偽の求人内容を載せる企業も少なからずあります。

情報の真偽を見分ける方法としては、面接時に人事担当者へ求人広告の内容について再度確認を行いましょう。

そこである程度情報を精査する事ができると思います。

また、転職エージェントサービスを利用することもオススメします。

求人広告の内容について疑問に感じる事を求職者に代わり企業へ質問し、回答内容をフィードバックしてくれるので、応募前の段階で判断する事ができます。

 

条件が違っていた場合の対処法

今回Nさんは、求人広告の内容と労働条件通知書の何が違っていたかというと、

①仕事内容
仕事内容の半分以上が求人広告に記載されている内容と違った。

②給与面等
入社3ヶ月は契約社員で、その期間は日給制になる。

この2つです。

企業から労働条件通知書を交付され、口頭で説明を受けたタイミングで違いに気づいたようですが、Nさんの性格上その場で言う事ができなかったそうです。

ここでのポイントは、事前に聞いていた内容と労働条件通知書の内容が異なっていた場合、その場で会社側へ説明を求めることです。

回答内容が納得できるものであれば良いですが、逆の場合は内定を辞退する事も選択肢として考えてください。

不信感を持ったまま入社してもそれが払拭されることは考えにくい為、結果として早期退職する事となります。

残念ですが、求人広告の内容と労働条件通知書の内容が異なっていても、労働者側が労働条件通知書の内容に合意をしてしまっては、その契約は有効とみなされてしまいます。

その為、企業から労働条件通知書が交付された場合には内容をよく確認してください。

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