企業が求める即戦力とは

即戦力をアピールするには?考え方と伝え方【例文あり】

転職活動をしていると必ずと言ってよいほど目にするのが、「即戦力」という言葉。

特に、中途採用では最重要事項とされていることも少なくありません。

でも、自分が即戦力かどうか判断するのも、「即戦力になれます!」と伝えるのも、簡単ではないですよね。

今回は、これからの転職活動を左右する「即戦力」について考えます。

 

企業が求める即戦力とは

企業が求める即戦力とは

30代からの転職では、「即戦力が求められる」とよく言われます。

即戦力。

それはどういった能力なのでしょう。

技術・専門知識という「即戦力」

まず、想像しやすいのは技術や専門知識によって即戦力になるということです。

同業種・同職種への転職では、大きなアピールポイントとなるでしょう。

 

◎例文

「私には10年の事務経験があるので、ひと通りのツールは使いこなすことができます。一度転職も経験しているため、新しい環境への適応も問題ありません」

 

企業が即戦力を求めるのは、長くその業務を担当していた方が辞めることになった時、事業拡大や繁忙期など様々な理由で人手が必要になった時が多い印象です。

ひっ迫した状況において、ある程度の技術・専門知識を持っている方は重宝されます。

その技術・専門知識を使った具体的な経験や成果がある場合は、職務経歴書に記入しておきましょう。

もちろん、経験があっても、勤務先が変われば細かなルールも変わります。

培った技術と、新しい環境にすばやくなじめる柔軟性を同時にアピールできればなおよいでしょう。

 

これまでの社会経験という「即戦力」

即戦力というと、先程紹介したような同業種・同職種への転職でしか発揮できないイメージがあるかもしれません。

しかし、これまでの社会経験のなかで身についた能力によって即戦力になれる可能性もあります。

直接的には関係のない経験でも、これから挑戦したいお仕事との共通点を探してみましょう。

例えば、営業からテレフォンオペレーターへの転職の場合。

 

◎例文

「私には、4年間の法人営業としての経験があります。事前調査やヒアリングを重ねて現状を把握し、お客様のこれからの事業に必要なツールをご提案することがやりがいでした。この経験は、お客様のお困りごとを聞きながら解決策をご案内するテレフォンオペレーターとしての業務にも活かすことができると考えています」

 

今回は、共通点として「お客様のお困りごとへの対応」を挙げてみました。

こうして並べてみると、営業としてお客様にしていたことが、テレフォンオペレーターのお仕事でもそのまま活かせそうなことがわかります。

未経験職種への転職の場合、「その経験があるならすぐに活躍してくれそう!」と思ってもらえるかどうかがカギです。

これまでの経験とこれからのお仕事を関連づけて、即戦力としての自分をアピールしましょう。

即戦力として働ける?

即戦力の伝え方

「即戦力として活躍できます!」

そう言うことは簡単ですが、一緒に働きたいと思ってもらうためには、あなたの能力に価値を感じてもらうことが大切です。

ここからは、即戦力をアピールする前にチェックしておきたいポイントを解説します。

企業のニーズを知る

いくら技術や経験があっても、企業のニーズにマッチしていなければ採用してもらえません。

まずはその企業がどのような人材を求めているか知るところから始めましょう。

求人広告や企業HPなどには、持っておいてほしいスキルや資格を明記している場合もあります。

それをもとに、即戦力をアピールポイントにできるかどうか判断しましょう。

持っている資格・スキルを整理する

次は、自分の資格やスキルを棚卸していきます。

その資格・スキルを活かすことができた具体的なエピソードとともに箇条書きにするのがおすすめです。

自分自身のアピールポイントが整理できたら、転職先候補の企業が求める人物像と照らし合わせてみましょう。

同業種・同職種でも、企業によって求めているものや緊急度は異なります。

それぞれの企業の理想を見極めて、戦略的にアプローチしましょう。

これまでの経験を整理する

資格・スキルの棚卸と一緒に、これまでの経験も振り返っておきましょう。

社会人経験はもちろん、長期的なブランクがある場合も、仕事から離れていたからこそ感じたことがあるはずです。

形としての成果を示せなくても、その経験によって変わったことや気づいたことをまとめておくとよいでしょう。

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即戦力の伝え方

転職活動・即戦力の伝え方

ただ単に資格を持っている、その業種での勤務経験がある、というだけでは即戦力として魅力的とは言えません。

「ぜひ一緒に働きたい!」と思ってもらうためには、伝え方にも工夫が必要です。

ここからは、即戦力の伝え方を考えてみましょう。

成果は数字でアピール

前職での経験を即戦力の根拠とする際は、まず数字でアピールできないか検討するところから始めましょう。

 

◎例文

「前職の販売では、ただ商品を売るだけでなく、陳列についての意見も積極的に出していました。日々の観察と主婦としての視点に基づいて作成した新しいポップの効果で、売上が〇〇%アップしたこともあります」

 

今回の例文のように、成果を数字で示すことができれば、客観的事実として頑張りが伝わりやすいですよね。

数字から感じる印象は業界問わず共通な場合が多いので、同業種・同職種の場合はもちろん、まったく別の業界への転職であっても効果的でしょう。

「なにをしたか」だけでなく、「その結果どうなったか」を数字で把握しておくクセをつけておけば、こうした時に役立ちます。

スキルは具体的エピソードとともに

手際のよさ、真面目さ、行動力…。

これまでの社会経験で培ったスキルも、即戦力としてのあなたの価値を裏付けるものになり得ます。

主観的で伝わりにくいこれらのスキルも、具体的なエピソードを添えれば説得力が増します

 

◎例文

「前職では、一般事務としての業務を円滑に遂行するために、コミュニケーションをとることを意識していました。特に力を入れていたのは、社員への積極的な声かけや、提出書類の見本の作成などです。その結果、書類の不備や提出遅れはほとんどなくなり、職場自体もお互いに質問しやすく働きやすい環境にすることができました」

 

コミュニケーション能力はどんな職場でも重宝されるものですが、アピールしにくいスキルの筆頭でもあります。

その他にも、「〇〇のスキルがあります!」という主張だけではうまく伝わらないものがあるでしょう。

今回の例文のように、そのスキルを発揮した時のお話を添えることができれば好印象を持ってもらえそうです。

アピールポイントをしぼる

転職回数が多い方には、それだけ多くの経験があることでしょう。

あれもこれも伝えたくなる気持ちはわかりますが、効果的なものをピックアップして伝える方が印象に残ります

これまでの経験を整理したら、企業が求める人物像に立ち返り、アピールの軸とするものを選びましょう。

 

◎例

これまでの勤務経験…販売、一般事務

転職先候補のお仕事…飲食店ホールスタッフ

 

この場合、即戦力としてのアピールで使いやすそうなのは、販売の経験です。

常にお客様とコミュニケーションをとりながら働く販売のお仕事は、飲食店ホールスタッフにも通じるものがありますよね。

大きな業績を残したこと自体がアピールになることもありますが、大切なのは過去ではなくこれからの働きぶりです。

これまでのお仕事との連続性を感じさせられる経験にしぼって深掘りしてみましょう。

考え方次第で即戦力に!

転職・即戦力になるために

即戦力。

それは、「すぐに活躍してくれそう!」という期待を裏切らない力のことです。

これまでの経験とこれからのお仕事をうまく結びつけることができれば、未経験のお仕事でも即戦力になることができます。

まずはこれまでの経験を振り返り、自分の武器になるものを見つけるところから始めてみましょう。

 

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